1981-06-03 第94回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
そういう点、今度の改正案は、配給通帳の廃止とか緊急時の配給制度の復活、流通ルートの特定、米穀業者あるいは配給店から、業としてのその米穀業者への転換というふうなことが説明されておりますけれども、さらに自主流通米の統制化というふうなことで、一つの妥協の産物と言えないことはないと思いますけれども、何しろこういう低成長の中であらゆることを手探りで進めていかなければならないような状況の中では、私は今度の改正案
そういう点、今度の改正案は、配給通帳の廃止とか緊急時の配給制度の復活、流通ルートの特定、米穀業者あるいは配給店から、業としてのその米穀業者への転換というふうなことが説明されておりますけれども、さらに自主流通米の統制化というふうなことで、一つの妥協の産物と言えないことはないと思いますけれども、何しろこういう低成長の中であらゆることを手探りで進めていかなければならないような状況の中では、私は今度の改正案
私は諸般の生活物資は、その配給店のために物資を供給しておるのではなくして、消費者本位にものごとを考えてこの取り扱いをさせるという基本的なものがなければならぬと思うのです。特に酒については、消費者から熾烈な要請もあるために、先般新聞紙上で見ますれば、福島県の酒屋さんが生活協同組合と提携をして、非常に波紋を投げつつある。
ただいままでは、実は私ども食糧事務所の末端におきましても、定期的な配給店の立ち入り検査、あるいは集合監査のようなことをいたしておったのでございますが、今後は定期的な立ち入り検査のほかに、随時巡回監査というようなことを行ないまして、業界の指導にも遺憾のないようにいたしたい。
○国務大臣(長谷川四郎君) 自主流通米につきましては生産年及び生産県名、銘柄、これらをはっきり明示いたしまして小袋詰めにして自主流通米を各配給店に陳列をさせる考え方でございます。したがって、その中からどこの米を選ぶというのは初めてそこで消費者の選択による、こういうことでございます。
ところが、いつしか、どういうかげんか存じませんが、実際上は、配給店ですらその配給のしかたの規則の守り方が乱れ、それからある地区等においては、もう配給店あるやなしや、やみ米というものが多く、そのやみ米屋さんがどういうお値段をおつけになるか知りませんけれども、ある年は高く、最近は、ずっとやみ米のほうが配給米よりも下回って、しかも、持ち込まれる品質についてはおいしいというふうな、そういう現状のほうが先にあちらこちらであらわれてきている
やはりいいものを食いたいということがあり、また配給店といたしましても、できるだけ努力をして、白くきれいなりっぱなものにこしらえて、よけい出したい、いいものを出したい、こういうようなことから、実際問題との間に違いが出てきておるわけであります。
私、この消費構造について店頭販売をやらせるような方向をとらざるを得なくなってくるのではないかということで指摘をしたときに、学者は何と言ったか、あれは配給店があるということは道を尋ねるに非常に便利だから、やはり店頭販売などでなくて配給所方式がいいのだ、こういう御説もまことにもっともだと思う。
一昨年の十一月から昨年の十一月までに、米の配給店で配給量がどういうふうな変化になっているかを、一軒や二軒ではございません、相当広範囲にわたって調べさせました。そうすると、大体二割五分減っております。しかも、人口増というものはそのファクターに入っておりません。神奈川県は、御承知のように、東京よりむしろ人口の増は比率が高い。その人口増を入れますと、大体年間に三割減っている。
御承知のように、現在米の配給は登録をいたしておりまする配給店から受けることになっておるわけでございますが、この登録は一定期間は固定をいたしておるわけでございます。
同時にただ重油を燃焼すればよろしいと言いましても、その重油の手当ができておらなければいかぬことなんですから、そういうような点について何か具体的に措置をされたのかどうか、ただ重油をたきなさいと言ったって、急に間に合わんということならば、これは何にもならぬので、もう長期予報によってある地域に当然凍霜害が発注するという予知ができますれば、そういうような地域における農業協同組合とか、一般の配給店とかいうところである
そのやり方としましては、石油の漁業者に対する第一線の配給店と申しますか、あるいはその上の特約店、そういうものは大体全国で特約店だけで約七百軒くらいございますが、そういう特約店に対しまして責任を持たせる、それからまたその系統上層機関であります元売業者に対しましても責任をこれは持たせる、そして、配給のルートにつきましては、そういう元売業者及び特約店、それからその下の小売商というものが責任を持って配給するようにさせる
だからそういう反面において、農民が血の出るような米を出しておるものを皆さんが買い上げて、場合によれば強権発動までして買い上げて集めたものを、末端の方では一つの会社が六百袋、三百万円にわたるものを横流しして、これを営業停止なり業務取消しができないというなら、配給店は何をやつてもかまわないということですよ。その点をきのうから問題にしているのです。
そうしてまた、それを非常に飛び離れて販売するというような場合、心あるいはまた物を持つていながら配給しないというような場合におきましては、先ほどもお話申し上げましたように、苦情処理機関に話をすれば、あるいは別な配給店から配給するというような指導をしたいと考えております。
そしてたとえば地方の農村におきまして非常に困つておるということになれば、どこどこの配給店の方からそれを出すようにということを、中央の方からこれを指令するというような、そういうような措置をとつて、そつちの方に事欠かぬようにしろという行政指導をやつておりまして、現に業者の方ではそういう考えで動きつつあります。
しかしながら、配給店の整備にしましても、いろいろな点についての措置というものが、復帰後でなければとり得ないわけであります。そういう準備を整えつつ食糖管理法の施行をやつて行きたい。
実はわれわれといたしましても、そういう点につきまして、ある程度の調査をいたそうかと考えたわけでございますが、その当時におきましては、政府が配給店の調査をすることによつて、逆にやみ価格がいるというふうな意見もありまするし、また当時の事情といたしまして、この点は慎重に対処しなければならないということで、その点を控えておつたのでございます。
そのわくをもらうことが、まずもつて問題であるわけでありまして、そのわくがまだ少しも撤廃されないで、配給店だけを二つにしたからといつても、サービスがよくなるであろうという意見も市長会ではあつたのでありまするが、しかし切符はきまつておるのであります。品物も従つてきまつておる。それを二つの店に並べて、いらつしやいといつたところで、かえつてわれわれは申込みがめんどうだということに相なるわけであります。
これが従来のような配給店と違つて、利益を目的にした小売店にかわつておりますから……。そうでなくてさえいろいろな問題が今日小売店に起つておることは、食糧庁よく御存じの通りです。そういうときに、そういういいかげんなことをやられたのでは、もし悪質な商人が外米の粗悪なものを内地米と同等の価格で売つても、計数に明るくないおかみきんはどれだけごまかされるかわかりませんよ。
あなたの方は、なるほど買い入れます場合には、検査をちやんとしまして、内地米と同等の品質であるという検査の上で買い入れるかもしれませんが、しかしこれに外米の一部をまぜたり、あるいは非常に悪い碎き米をまぜたりして、配給店がこれを消費者に売ります場合に、一体消費者はどう見わけをつけられますか。その点ははつきりしてもらわなければならぬ。そんなたよりないことをいつておつたら、おかみさん連中はえらい迷惑です。
今申します通り、下の者が、政府の中間マージンによつて完全に商売をさして、配給店としての任務をやつておるのとは違つて、今日では利潤追求の目的に立つた配給店になつておるのですから、そういう外米と内地米との区別をつけぬような坂扱い方を配給店にさした場合、消費者がどういう迷惑をこうむるかということを、あなたはお考えになつたことがありますか。そこをもつとはつきりしてもらわぬといけませんよ。
○高橋説明員 現地の引取りの事情は、御承知のように配給公団の本部で受けまして、それを各出張所、配給店に回送いたしまして、配給をしようとしておいたものでございますので、変質等もかなりひどくなつておつたわけであります。
そこで現在いろいろ考慮されておるうちの一つには、四月に撤廃いたしましても、一つの構想としてでありますが、現行の配給店を通じて政府が委託販売して行くという構想もございます。